妻の実家のある宮城県栗原市に移住してきて早くも1か月以上が経過しました。
新しい環境でようやく片付けも済んできて、息子も祖父母のいる生活に慣れてきたようです。
移住1か月経過記念としまして「祖父母のいる実家に越してきて良かったこと」をまとめたいと思います。
祖父母のいる実家(&田舎)に引っ越してきてよかったこと
息子を見る目が増えた
まずは、祖父母と曾おばあちゃんがいる環境に来たことで、僕たち夫婦以外に息子を見てくれる目が増えたことが良かったことの一つですね。
以前、ワンオペ育児の際に妻が体調を崩し、私が会社を休めず大変なことがありました。今では、もしどちらかが体調を崩しても、家事育児が滞る心配は少ないというのはとても心強いです。
それと「ゆっくりご飯が食べられる」というのはとても大きな変化です。
週に何度か、食事のタイミングをずらして義両親が息子を見ていてくれるので、僕たち夫婦はこれまでなかった平穏な食事TIMEをとることが出来てるのです。
味わって食べる温かいご飯は本当に本当に美味しいのです。
息子が祖父母からも学んでいる
子供は周囲をよく観察して学んでいます。
子供は親が直接教えたことからのみ学習するわけではないので、周囲の環境がとても大事になってくると思うのですが、ここには沢山の大人がいて、刺激が多いようです。
特に、朝昼晩の食事は皆で食卓を囲むのですが、息子は正面に座るおじいちゃんの表情をよく見て学んでいるようです。
今では、ほぼ家族全員のマグカップはどれが誰のものか言い当てることが出来ますし、おじいちゃんが晩酌の時につまみを入れる器を指さして「じいじ、じいじ」と叫ぶまでになりました。
どの食器が誰のものなのかという事まで覚えてしまった息子、、一歳児の観察力は侮れません。
田舎は家が広い
今まで埼玉の3LDKのマンションに住んでいましたが、妻の実家の広さは以前の家の15倍くらいでしょうか。とにかく広いです。
田舎あるあるだそうですが、土地がある田舎では、増築をするときは上ではなく横に居住スペースを作るので、離れと母屋を廊下でつなぐことが多く、ここの廊下は息子が走るには十分すぎる長さがあります。
もう、家の中で運動会ができそう。
かくれんぼしたら息子が私を見つけられず、ママに助けを呼んでしまいます。
それくらい広い。
雨の日でも、運動不足にはなりません。
祖父母の真似をしてお手伝いをしてくれるようになった
早い時は5時ころに起きる息子ですが、おじいちゃんおばあちゃんは同じくらい早起きです。朝一で外の花壇や植木に水やりをする姿を見て、息子も自然とじょうろを持ってきては水を入れるよう催促するようになりました。
今では一丁前にお花に水やりをします。
まぁ、お花の所に行くまでに半分くらいこぼれちゃってるんですけどね。
外遊びがしやすくなった
以前はマンションの3階に住んでいて、お外遊びの時は最寄りの公園。
以前は子供が多い街に住んでいたので、一番近い公園には子供があふれかえっていることも少なくなく、時にはボール遊びをしている子もいたので、息子を遊ばせたくても危険と判断した場合は自重することもありました。
今では、目の前に芝生の生えた庭があります。
縁側で休みながら息子が遊んでいるのを見守ることもできますし、芝生の上にベビーバスを引っ張ってきて水遊びをさせたり、外でかき氷を作ってあげたりすることも容易にできます。
もちろん野球少年のボールが飛んでくることもありません。
お外大好きな息子の欲求を満たすことが簡単にできるようになったので、息子も外に行きたいとぐずることも少なくなりました。
毎日お風呂に入るようになった
今までは、アトピー持ちで、すぐに汗疹ができてしまう息子がいるおかげで、1日に数回さっとシャワーで流してしまう事が多く、わざわざお風呂を沸かすことは少なかったのです。
しかし、妻の実家に引っ越してきてから、畑仕事で汗を流したお義父さんたちが毎日お風呂に入るので、その生活パターンに沿って僕達も毎日お風呂に入るようになりました。
変わらず、息子が外遊びをして汗をかいたらシャワーには入れていますが、それでも寝る前には一緒にお風呂に入っています。
やっぱりお風呂は疲れが取れますよね。
めんどくさがっていたお風呂に毎日入るようになったのも、引っ越してきたおかげです。
それにしても、水が好きな息子。
躊躇なく頭から水をかぶるロク、、、君凄いね。。
野菜中心の食事になった&料理が美味しい
妻の実家は農家さん。
既に退職された義両親と曾おばあちゃんは毎日のように畑で野菜やお米を育てていて、旬の野菜が食卓に並びます。
私が退職しここに移住する直前の2か月間は、ほぼ毎日私が料理を担当していましたが、その時の料理は栄養バランスのかけらもないようなひどいものでした。
私なりに息子ができるだけ野菜を食べてくれるように工夫した物を出していましたが、品数も少なくワンパターンになりがちでした。
しかし、ここに来てからは、庭で採ったばかりの野菜が食卓に並び、そのどれもが本当に美味しい。お義母さんの料理もすごく美味しいですが、おばあちゃんの料理がこれまた美味しいんです。
凝り過ぎた料理ではなく、素材の良さを生かしたシンプルな料理。
ここ宮城の食文化も豊かなので、毎日の食事が楽しくなりました。
野菜中心の食事になり、特に僕(ロクパパ)が健康になった
そして、その食事面の改善がもたらしたのは、僕の健康でした。
普段から食に無頓着な私は、妻がいなかったら今頃体調を崩して育児どころではなかったかもしれません。私は自分ひとりで食べる食事なら何でもよくなってしまうので、食べなかったり不規則になってしまいがちでした。
それがここに来てからは、毎日最高の野菜料理。。
もう、自分の体調が明らかに良くなっているのがわかります。
毎日の食事って本当に大事ですね。
逆に、田舎に引っ越してきて悪かったこと
もう、ほぼありません。
強いて上げれば、ご飯が美味しすぎるのでビールを飲む頻度が増えたこと、それによって寝落ちする確率もちょっぴり上がった事くらいでしょうか。
もともと外食もしないですし、友人と飲みに行くことも年に1回あるかないかという私は、家で家族と美味しい食事ができることが何よりの幸せで、いわゆる「田舎ゆえの不便さ」にストレスを感じることはほぼありません。
しかし、心がけていることが一つ。
「毎日何かしらの充実感を得るように行動をする」
ということです。
ここに来てから時間の流れが以前に増してとても速く感じるような気がしています。
大好きな妻と息子と毎日過ごし、ご飯は美味しくて妻の両親たちもとてもやさしい、環境も良くて過ごしやすく、仕事に専念できているので、仕事の絵を描いていても毎日が休日のようなのです。
サラリーマン時代の土日がすぐ過ぎてしまうのと同じ感覚で、毎日が過ぎていきます。
曜日感覚も乏しくなり、外部の新しい刺激は自ら作り出そうとしなければありません。
このブログもそんな充実感を感じさせてくれることの一つなのですが、ここで紹介できるような「ネタ」を考えるときも、自分の中では「新しいことをやったらブログで紹介できるかな」というスタンスになるので、行動しやすくなるのです。
家に籠ってやる仕事だからこそ、普段の生活に気を使わないといけないのが今までと違って大変になった事の一つです。
かれこれ12時間以上ぶっ続けで絵を描いてるのでここらでビールでリセット!あと3時間分の燃料投下しますo(・x・)/ pic.twitter.com/P5I0pH9WdM
— ロクパパ (@ekakipapa) 2017年7月18日
まとめ
田舎に越してきてよかったのは、息子の育児環境の面だけではなく、僕の健康面だったり、ビールが美味いという事にもつながっていました。(ビールはまぁいつでも旨い)
こっちに越してきていなくても、何とかやっていたでしょうが、これほどまでに育児が楽しい!息子が可愛い!と思えていなかったと思います。
なにより「ご飯が美味しい」と感じられるようになりました。
それは、食材の豊かさのみならず、お義父さんお義母さんが息子を見ていてくれることで、私たちがゆっくりとごはんを味わえるようになったという事も大きいです。
環境がいい!ご飯が美味い!息子が可愛い、、、!!!!
これを感じられるようになったのです。
育児真っただ中の私たちにとって、これ以上の幸せは今のところありません。
義両親には感謝感謝感謝です♪
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