新年のご挨拶をしに、妻の実家に行きました。
僕はいつも連休プラス有給休暇で4~5日滞在するのですが、今回も仕事があるので僕だけ一足先に自宅に帰り、妻と息子は延泊したために、3日間の妻&息子無し生活がありました。
育児からの解放で羽は伸ばす?
以前、同様に一人きりの時間があった時には「久しぶりの育児からの解放で夫は羽を伸ばすのか」という記事を書きましたが、結局羽を伸ばさなかったという結果でした。
しかし、その当時は息子生後三か月。
まだまだ育児にようやく慣れてきたような時期で、息子と離れ離れになる寂しさよりも妻との育児分担や普段の生活リズムを健全なものに保つのに一生懸命な時でした。
息子が1歳を過ぎた今、息子と離れて父は思う
そして今回の3日間の自由時間。
前回と違ったのは「動画越しに見る息子の笑顔が僕の胸を苦しくさせた」ということ。
仕事は普通にこなし、普通に帰宅をして、絵を描きブログを書き寝る。
そんないつも通りの3日間でしたが、その間に実家のある宮城に残っている妻からは、定期的に写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」に息子の動画が追加されていました。
動画の中の息子は、笑顔たっぷりですごく楽しそう。
いつもと変わらぬ姿に安心したと同時に
「父親の俺がいなくてもいつも通り笑ってるなぁ」
となんだか胸が苦しくなりました。
僕がいなくても楽しそうだった
誰が何と言おうと、息子と楽しく遊んであげられるのは父親である僕が一番上手だと自負しています。泣いているときは妻の方が安心して泣き止むことも多いですが、遊ぶ時だと僕の方が楽しそうに笑ってます。
でも、動画の中の息子は楽しそうに笑ってた。
普通だったら「あー、宮城雪積もってて雪で遊んでる、かわいいなぁ~」とか「おじいちゃんに遊んでもらって楽しそうだなぁ」とか思うんですが、なんか今回はちょっと寂しさを感じてしまいました。
なんとなく「親は無くとも子は育つ」ってのを動画から感じ取ってしまったんですね。
家でトイレに行くときなんかは泣きながら追ってくるのに、実際に離れてたった数日の間にケロッとして笑ってる息子を携帯越しに見ると、多分このまま息子と会う事がなくなっても息子は育つし、僕がいなくてもそんなに困らないのかもしれないなぁ、なんて思ってしまった次第であります。
父親がいないことが息子の成長に影響があるかないかは別として、実際問題、僕がいなくても息子は育つでしょう。
<宮城の冬空を見て埼玉の父を思うロク君??いや、思ってないだろうなぁ>
息子が生後三か月の時は芽生えなかった感情
息子が3か月の時は、そんなことは微塵も感じたことがありませんでした。
当時は「おなかがすいた」「眠い」「おむつ替えて」のどれかで感情を爆発させていただけの息子。まだまだ小さく、僕か妻でなくては面倒が見れなかったので「僕無しでも育つ」とは全く思いませんでした。
しかし、今回のように実家でおじいちゃんやおばあちゃんに遊んでもらって笑ってる姿を遠くから見ると、ぜんぜん平気そう。
今までは、
「笑えるようになった!」とか「寝返りうった!」とか「歩いた!」で喜んでたけど、
次第に「独りで寝た!」「おもらししなくなった!」「自分でお着換えできるようになった」という
「親の手を借りなくても大丈夫であることが喜ばしい成長」になっていく。
嬉しいし、もちろん親はまだまだ必要なんだけど、僕たち親がいなくても色々できるようになっちゃうのはなんだか寂しいなぁ。
こういうモヤモヤも育児の醍醐味!!
そう思いながら初恋をしたときみたいな「なんだこの感情は!?」という味わったことのない気持ちが沸き上がるのをこれからは楽しんでみようと思います。
<子供の成長を感じた過去記事>
〇生後10か月で激しさを増した「後追い」!母親と父親に対する後追いに決定的な違いが!
〇生後4か月で始まった人見知り!赤ちゃんの人見知りの原因をポジティブに捉えてみる!
<Twitterもやってます!>
妻の実家に妻と息子を残し一足早い帰路。帰ったら速攻でパソコンつけて、テイクアウトのインドカレー食べながらビールも飲んで、普段できない自由な事をするんだ!!と考えてみるも、息子がいないのがすでに寂しい東北新幹線の中
— ロクパパ (@ekakipapa) 2017年1月11日