絵描きパパの育児実験記ロクLABO

絵描きパパの育児イラストブログ

田舎暮らしの絵描きパパ「ロクパパ」は何者??

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こんにちは、ロクパパです!

今回は育児から離れて、私自身の事を書きたいと思います。

というのも、最近はTwitterで自分のお仕事や絵の制作過程をご紹介し始めたのですが、この育児ブログ経由でフォローして下さっている皆さんが意外と興味を示して下さっていたので、せっかくだから今までどんなお仕事をやってきたのかなど、このブログでもご紹介しようかなと思ったのがきっかけです。

また、仕事で描いている絵は、普段育児をしながら描いているこのブログの育児漫画とは(全然)違った画風なので、「絵描きパパの絵ってこのブログのイラストと同じようなテイストなの?」と思っている方もいるのではないかと思い、この機会に仕事の方の絵も見ていただけたらと思い、記事を書くことに決めました。

今回は私が絵を描きはじめるまでの経緯と、過去に携わったお仕事をご紹介いたします。

ロクパパが絵描きになるまで

医療系大学卒業~ニュージーランドへ

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私は、地元札幌で生まれ、大学は医療専門の大学で言語聴覚士の国家資格を取得し、卒業しました。

新設の大学の第1期生という事もあり、教員からすれば次年度以降の学生獲得のために大事な国家資格合格率と就職率を決める第1期生だったのですが、私は無事国家資格に合格し、第1期生首席で卒業しました。

そして、就職活動をすることもなく卒業し、大事な大事な就職率を下げた張本人となりました。

何故就職をしなかったかは今回は割愛しますが、自分の人生について立ち止まるきっかけとなる出来事があったのです。

そして、私は単身ニュージーランドへ向かいます。

ニュージーランドで放浪の旅、そして絵を描きはじめる

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度々、このブログでもニュージーランドについて書いているのですが、私は1年間ニュージーランドでワーホリをしていました。そして、その時に出会った「マオリ族のトライバルデザイン(部族デザイン)」に魅了されました。

北海道出身の私にとって、マオリのデザインはアイヌのものに通じる物があり、またマオリ族の言葉もとても日本語と似ているので、滞在中にとても惹かれました。

当時は旅をしながらNZの南島の街を転々としながら働いていたのですが、そんななかで世界各国から来た旅人と行動を共にし、友人の帰国などの際に、当時趣味で描いていたマオリ族のトライバルデザインをモチーフに描いた絵を餞別に渡していました。

すると思いのほか評判がよく、とても喜んでくれたのが嬉しかったのを覚えています。

もともと美大進学に憧れていた時期があり、絵は好きで描いていたのですが、それからNZ滞在中は英語の勉強と共に図書館通いを続け、マオリ族の伝統デザインを調べる日々が続きました。

帰国後、自らの絵は「Zentangle(ゼンタングル)」らしいと知る

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※昔描いていた私の絵

帰国後は、NZ滞在で伸びた英語力を生かすために東京にある外国人専用ゲストハウスで働きはじめます。当時は、未だ「シェアハウス」が流行る前でしたが、海外でシェアをしながら生活するのが当たり前だった私にとってはとても働きやすい職場でした。

そこで働きながら趣味で絵を描き続けていたのですが、次第にSNSやHP経由で仕事の依頼が来るようになりました。

当初は、NZのマオリ族のデザインが色濃く残る絵を描いていたので、ニュージーランドにゆかりのある会社のロゴデザインや名刺デザインの依頼が多かったです。

そしてその頃、自分の絵がSNS上で無断転載されているのを見つけます。

そして、そこに付けられていたタグが「Zentangle」という物でした。

Zentangleが何なのかわからず調べようとしても、当時は今から9年前ですので、日本語で「ゼンタングル」と検索をしても1件もヒットしませんでした。

それから、「そうか、僕のような絵のスタイルは海外ではZentangle(ゼンタングル)と呼ばれているのか」という事を知りました。

それから、私は日本語でゼンタングルというタグをつけて自分の絵を公開するようになり、しばらくしてからアメリカで流行っていたZentangleが、ゼンタングルとして日本にやってきます。

証明するものはありませんが、おそらく私が日本で一番最初に「ゼンタングル」とカタカナにして記事を書いていたと思います。(※Zentangleはアメリカで商標登録されているので、商品にZentangleとつけて販売することはできなくなりました。アートの種類を商標化してしまうというのは、個人的には納得していないのですが、元々「私の絵はゼンタングルという類の絵らしい」という事から、ゼンタングルと名前を付けて絵を描いていただけなので、それ以降自分の絵をゼンタングルと呼ぶことはしていません)

そういう経緯があり、ゼンタングルブームが日本に来て、さらに大人の塗り絵本(コロリアージュ)も流行り出して、似た画風の私の線画への仕事依頼が増えてきました。

このまま絵描きで行けると思いフリーランスへ、そしてお金が無くなる

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私のように、独学で描いていても世の中のブームによってニーズが発生すれば、仕事が来ることもあると知りました。

退職をしてフリーランスとして仕事を始めるも、その勢いは続きませんでした。

当然、実力も経験もなく勘違いしていただけの自分は、営業をかけても仕事を勝ち取るほどの実績もなく、WEBやSNS経由での依頼が頼りでしたが、来るのは1か月に1件あるかないか、そんなのでは食べていくのは不可能でした。

お金が尽きて就職を考えだしたころ、実績を積むために試しで受けてみたコンペで受賞します。(結果、このあと就職はします。)

受賞がきっかけで少しずつ仕事が来るようになった

私が受賞したのが「BETONES(ビトーンズ)」というアンダーウェアブランドのデザインコンペ

初めて受けたコンペで初受賞。

大金が手に入ったわけではないですが、ここで少し「認められた」「もう少し絵を続けてもいいかも」と自信が付きました。

(結局お金は無くなり、前職の製薬マーケティングの会社に入社することになります。そして4年半勤めることになり、その間絵描きとの2足の草鞋で絵を描き続けます)

そして、2足の草鞋を履きながら、いくつかこれまでに絵の仕事をさせてもらいました。

ロクパパのお仕事実績

BETONES(アパレル・アンダーウェアブランド)

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先ほど紹介したBETONESさんではこれまでに10以上のデザインを提供させていただきました。

また、現在札幌のTSUTAYA美しが丘店さんで展開中のBETONESポップアップストアで、札幌出身アーティストという事で、原画展示をしてフィーチャーしていただいています。

毎年数点のデザイン依頼があるので、今後も大変お世話になる予定のお客様です。

メンズのデザインが豊富で、動いても蒸れず伸縮性に富んだパンツで、お値段も手ごろで愛用者として個人的にもおすすめです。

私のデザインした商品も新作が出たらtwitterでご紹介しますので、宜しければフォローお願いします。(※デザインごとの契約なので、商品が売れても私にお金が入ってくるわけではありません^^;)

東京ミッドタウン「Design Touch 2013」ワークショップ講師

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以前、この記事でもご紹介しましたが、東京ミッドタウンでの親子参加型のイベントワークショップ講師を務めたこともあります。

私の絵の作風は全く関係ありませんが「子供が参加するイベントに向いていそう」という事でお声がかかりました。独身時代から子供の相手は得意でしたので、意外とワークショップ講師は向いていたかもしれません。

銀座三越「ART&CREATION]

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これは、2年半ほど前、まだ息子のロクが妻のお腹にいる頃に受けた依頼で、銀座三越で行われる「アート&クリエイション」というイベントの展示用に大きな絵を描いて欲しいと三越伊勢丹のバイヤーさんにお願いされて描いたものです。

最終的にはA1パネル5枚分を描き、2か月ほど展示していただきました。

私の作風が最もわかるのがこの絵です。

今まで描いた中で一番大きな絵で、一番大変でした。

今見ると細かさも不十分、細部の描き込みも不十分、粗が目立つ作品です。でも、当時仕事をしながら本当に良く描いたと思います。今描けと言われたら断ります(笑)

でも、銀座三越での展示は、私のとても自信になったお仕事でした。

三越伊勢丹JAPAN SENSES

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前述の銀座三越さんでのお仕事から1年、息子が生後半年になった頃、ちょうど今から1年前に受けたお仕事です。

年4回実施されている、三越伊勢丹グループのイベント「JAPAN SENSE」のメインビジュアルのイラストを担当いたしました。

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※モデルさんは写真なので、それ以外の背景の波などのイラスト部分が私の仕事です

私の目標としては、このレベルの依頼が定期的にこなせる位が理想なのですが、なかなか来るものではありません。

銀座四丁目の写真にもあります懸垂幕は、本当にやろうと思って出せるものではなく、あの場所の広告費は1週間1000万円だそうです。

そんな場所にイベント期間中、私が担当した仕事が展示されていたと思うと嬉しいとともに、今後はこれを超える仕事もどんどんしていかなくてはいけないという気持ちにかられます。

【書籍】「Magic of Lines Ⅱ」掲載

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これは中国の出版社から「細密画アーティスト25人を集めた画集を作成するので作品を提供してくれ」との依頼が来た時のものです。

洋書のため、一般の書店には置いていないのと、全編英語なのでインタビューも英語で答えました。

この本は、現在札幌のTSUTAYA美しが丘店さんで、私の原画とともに展示していますので、現地に行ける方は良かったらお手に取ってみてください。

上の画像に顔写真写っちゃってますが、名前も普通に載ってますし名刺も置いてあります。札幌の方は是非^^

 

 

【美容室】池袋「SWAG」ウォールペイント

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池袋にある美容室「SWAG」の2周年記念イベント用にウォールペイントをしました。

宮城に移住して残念なことの一つが、このSWAGでカットしてもらえないこと。

この作品はまだある(ハズ)なので、池袋に散髪に行ける方はSWAGに行くと私の描いたウォールペイントが見れます♪

美容室もオシャレで、スタイリストさんの腕も良いのでお勧めですよ^^

beauty.hotpepper.jp

L-Breath Annex 御茶ノ水店(現在閉店)のファサードデザイン

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最後に、もう現在は閉店(移転?)してしまったのですが、お茶の水にあったL-Breath Annexさんのファサード(看板)デザインもやりました。

これは当時の彼女(現在の妻)が独りでインド北部のラダック地方に2か月旅に出ているときに、家で黙々とやった仕事です。

その当時は、あの人通りの多いお茶の水の通りに、でかでかと自分の絵が看板として輝き続けるのはとても誇らしかったです。

現在はもう見ることはできませんが、私にとって思い出深い仕事の一つです。

まとめ

私が絵を描くようになった簡単な流れと、過去の仕事の例をご紹介いたしました。

本当は、この育児ブログと自分の絵の方は繋げるつもりはありませんでした。

今更ながら息子は顔出しをしているし、妻もスパイスアーティストとしての活動をこのブログでご紹介しています(そっちでは普通に顔出し)

私のクリエイターとしての活動は、この育児ブログとは別に進めようと思っていたのですが、田舎に移住して暮らしを発信すると決め、自分の仕事も現在の暮らしに直結することが多くなってきたので、

「自分の仕事も紹介した方がやりやすい」という点と、

「ま、別にいっか」という気持ちが大きくなりました。

絵描きとして生活をしながら、田舎で育児をする姿をブログでご紹介するなかで、私が現在やっている仕事も見て、一緒に応援してもらったり、認知してもらいたいとも思うようになってきたのです。

今後もこのブログで全て公開するという訳ではありませんが、絵のお仕事関係でご報告することが出てきたらブログでも書こうと思います。

この先「育児ブログ以外にも私ロクパパの作品も見てみたい」という奇特な方がいらっしゃいましたら、下記Instagramをご覧いただければと思います。

 

www.instagram.com

 最後までお読み下さりありがとうございました。

 

ロクパパ

 

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