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インドでFacebookのアカウントが乗っ取られたけど、日本から取り返した話 【妻のインド滞在記】

ちょっと前から始まった「妻のインド滞在記シリーズ」

 

ekakipapa.hatenablog.com


それまでは、妻から聞いた話を夫の僕が体験記としてイラスト付きで記事にしてきましたが、今回はインドのラダック地方から遠く離れた東京で、妻が知らず知らずのうちに巻き込まれていたとある事件に僕が半日かけて悪戦苦闘し、無事解決まで導いたお話です。

 

インドのネットカフェでアカウント乗っ取り事件!

事の発端は、Facebook経由で僕の妻(当時は結婚前)との共通の友人からきた1通のメッセージでした。

友達「ねぇ、あの子今インドだよね!?なんかあの子のFacebookのプロフィールおかしいんだけど、なんだろうこれ?」

僕 「そうだよ、今インドにいるよ。Facebookがおかしい?どういう事?」

友達「何か、以前あの子からあった書き込み、名前があの子の名前じゃなくなってるんだよね。外人の名前になってる。あの子のページを見に行ったら、過去に一緒に山登りに行った写真とかあるし、間違いなくあの子のアカウントだと思うんだけど。何か知らない?」

僕 「どれどれ、ちょっと見てみるよ。」

 

といったやり取りをし、妻のFacebookページを見行くと、明らかにおかしい。

まず、名前が"Vanessa(ヴァネッサ)"ってなってる!!!!

だれじゃ!うちの嫁は、そんな外人違うわ!!

 

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と思いながら、個人プロフィールを見るとどうやらいろいろ書き換えられている。
出身地は、アメリカのワイオミング州になっている。
共通の友達も、良くわからん外人(皆ワイオミング州)になってる。

自分は、友人リストから外されていたけど、過去のメッセージなどのやり取りからそのアカウントにはたどり着けた。

どうやら、妻のFacebookアカウントは誰かに乗っ取られたようだった。


海外でネットカフェを使うときの注意点!!「USBポート」と「痕跡削除」

妻はおそらく、現地に到着後ラダックの中心都市Leh(レー)でネットカフェを利用したでしょう。海外滞在経験がある方はご存知だと思いますが、ネットカフェにあるパソコンのUSBポートにはウイルスが仕込まれていることが多いなど、利用時の注意点が数多くあります。(海外のネットカフェを利用する際はUSBポートの利用は気を付けてくださいね!僕はNewZealandのネットカフェでUSBからPCウイルスに感染し、保存してた写真が消えました。)

USBポート以外にも、ネットカフェでは注意しなくてはいけない点があります。

 

必ずSNSやHotmailなど自分のページにログインしたら、必ずその痕跡を消さなくてはいけないという点です。

 

おそらく、今回僕の妻は、インドのネカフェでログアウトせずにFacebookを閉じただけだったんだろうと思いました(後で聞くとその通りだった)。きっと、妻の後に使った客かネカフェの店員が悪用したんだと思われます。

 

この段階で、一番の問題が妻との連絡方法でした。


友人からFacebook乗っ取られ疑惑のメールが来た時点で、まだ妻からの連絡はなく、妻本人がどのタイミングで乗っ取りに気づくか不明。

おそらく、現地では近代技術とは無縁の生活を求めて極力ネットなどは使わないであろう妻が自力で乗っ取りに気づき、すぐに対処するであろう可能性はかなり低かったでしょう。

Facebookは本人の顔写真や本名など、個人情報満載のためほかのSNSよりも乗っ取りの危険性がすごく高く、それを狙っている人たちが世界中に数多くいます。

Facebookアカウントの乗っ取りの手口

一般的なFacebookアカウントの乗っ取り方法は、アカウントがロックされたときに「信頼できる友人3人にセキュリティコードを送信してもらい本人確認をする」という機能があり、それを逆手に取った方法です。

 

3つ以上のなりすましアカウントを友達として承認させることが出来れば、この方法で乗っ取ることが出来てしまいます。(ですので知らない人からの友達申請は許可しないようにしましょう)

Facebookアカウントの乗っ取り被害に関する対策と予防法は下記のサイトが詳しいです。

 

今回の妻の乗っ取りの手口は上記とは違いますが、すでに第三者にログインされ知らないアカウントが沢山追加されている時点でもうアウトでした。

妻本人が対処するのはほぼ不可能!妻が気付く前に東京から乗っ取り返し作戦

ひとまず、本人にアカウントの停止作業やらの対策をすぐに取ってもらうのは不可能と判断し

「妻が気づかないうちに僕が乗っ取り返してやろう」

そう決めました。

 

さて、どうやって乗っ取り返したのか?

 

まず、自分は妻のFacebookアカウントのログインID( メールアドレス)とパスワードを知っていました。これが大きかった。


妻の代わりにログインしようとすると、Facebookから「普段使っている場所とは別の場所でfacebookにログインされています」と出てきたので、この「ヴァネッサと名乗られているのは別人だ!」とFacebookにアカウントのロックを請求しました。

すると、Facebookに「じゃあ、あなたのメールアドレスに新しいログインパスワード設定用のリンクを送ったから更新してね!」的な内容のポップアップが表示されました。

そしてここからが問題。

 

僕は、妻のログイン時のHotmailのアドレスは知っていましたが、Hotmailへのログインパスワードがわかりませんでした。手あたり次第思いつくものを入力しましたがどれもダメ。

 

しかし、パスワードを忘れた時の、妻の設定した秘密の質問をみると「母親の出身地」とありました。

 

おお!これならわかるかもしれない!と、面識があった妻のいとこにメールをしました。すると、すぐに連絡があり、妻のお母さんの出身地が判明!


無事、その地名で妻のHotmailにログインし、パスワードの再設定をすることが出来ました。

 

その後、ひとまず知らない外人(特に出身がワイオミング州になっているアカウント)は全て削除し、セキュリティの再設定をして、終了。

 

妻にはメールで、

  • Facebookアカウントが乗っ取られていた旨
  • 乗っ取り返したこと、その為にログインパスワードが変わっていること
  • 友人がすべてリストから削除されてしまっていること
  • Facebook以外にネットカフェで使ったSNSなどがないかの確認
  • 再乗っ取りなどが起きないか、東京から監視を続けること

などを伝えました。

 

数日後に妻から返信が来た

メールを送った二日後くらいだったと思いますが、妻から返信が来ました。

「facebookにログインしようと思ったけど、パスワードが変わっていて何かあったんだなと思ったけど、多分ロクパパ(僕)が何かしたんだろうなと思った。hotmail見て内容を把握した。迷惑かけてごめんなさい」との内容。

 

「旅慣れてるはずなのにらしくないね、気を付けてね」と言うと、

 

「もうFacebookいいや~!大切な友達の連絡先は知ってるし、友達リストも削除されちゃってるんなら再開しなくてもいいかな」

 

と言っていました。

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半日かけて苦心して乗っ取り返したけどなーと妻の言葉に少しショックを受けつつも、インドの山奥で自然いっぱいのアナログ生活を最大限満喫していた妻のマインドはかなり感化され、もともとSNSが苦手な性格に拍車がかかったようで、「乗っ取られたのもFacebookを辞めるいい機会!」くらいな感じで思ったようでした。

 

今回の問題は、本人のみならず、つながっている友人にも迷惑がかかる可能性が大きかったので、妻がFacebookを再開するしないにかかわらず、乗っ取り返せたことは良かったと思います。

そして、今思えば、妻が設定した「秘密の質問」が義理のお母さんの出身地でなければ、乗っ取り返すのは不可能だったでしょう。


いまだに妻とその当時の話をすると
「誰だよヴァネッサって!笑 画面のキャプチャ撮っとけば良かった!」と、笑い話になってます。

いや、まじで結構怖いことなんだってば。。。
(一番僕をフォローしてくれたのが、最初に連絡をくれた妻と共通の友人。「旦那君かなり頑張ったんだよ感謝しなさいよ」と妻に言ってくれていました)

相変わらずの妻なのでした。