絵描きパパの育児実験記ロクLABO

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絵描きパパの育児イラストブログ

何故ブラジルは帝王切開での出産率が世界一なのか!?

先日我が家に来てくれた友達のブラジル人夫婦、

 

 
帰り際、駅まで送る途中で聞かれた質問
 
「ところで出産はC-section!?」
 
C-sectionとは、帝王切開(Caesarean sectionの事で、話を聞き進めると日本とブラジルの全く異なる出産事情が見えてきました

ブラジルは出産時の帝王切開率が世界一高い?!

最近はジカ熱による小頭症のニュースで話題のブラジルですが、友達に聞くと、ブラジルでは出産のほとんどが帝王切開だそうで、医学的に問題がない場合でもほとんどの医者が帝王切開を勧めるそう。
人数辺りでは中国が一番帝王切開の実施件数だそうですが、比率で見るとブラジルの私営病院では約8-9割、公営の病院でも約4-5割が帝王切開だそうです。
 
友人曰く、
 
「帝王切開は手術でしょ?そっちの方がお医者さんが儲かるの」
 
との事。

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ブラジルでは、何故こんなにも帝王切開率が高いのかちょっと調べてみると、
  • 帝王切開は外科手術ではなく、出産方法の一つとして考えられているため、リスクに対する警戒心が欠如している
  • 経膣分娩は、会陰部が変形し産後の性生活に永続的な影響があると考えられている
  • 自然分娩の痛みを回避したいという思いから安易に選択
  • 医師がより高額な医療費を請求できる手術を勧めるから
  • 公的病院の助産が粗雑で、営利目的の私営病院を選択する妊婦が多い

など、いくつもの理由が挙げられていました。

ふむ。。

もし、「痛みの回避」や「産後の永続的な性生活への影響があるという俗信的な考えが蔓延している」という事がベースにあって、リスクに対する情報や意識が欠如しており、且つ、一つの出産方法として捉えられ、ほとんどの医師が帝王切開を推奨する、、

とあればそれは割合が高くなるのは必然かなと思います。


もちろん、帝王切開は立派な出産ですから、医学的に母体や赤ちゃんの安全面を考えて選択されるのであれば当然のことなのですが、話を聞く限りだとどうやらそういう事ではなさそうですね。

WHO(世界保健機関)での推奨度は15%!日本は約5人に1人が帝王切開で出産

WHOでは、帝王切開は約15%が望ましいとしており、安易な帝王切開は控えるよう通達を出しているそうですが、その推奨度を上回る国は数多くあります。
 
現在、日本での帝王切開は約5人に1人で20%、WHOの推奨されている15%に近い数字ですが、日本も20年前に比べ2倍に増えているそうで、晩婚化が理由ともいわれています。

一方で、カンボジア、ナイジェリア、エチオピア、マダガスカルなどでは、帝王切開率は0~2%とのことで、少なすぎる帝王切開率は出産時の選択肢がないことが原因のため、妊婦死亡率・乳幼児死亡率も高いという事でした。

自分の妻の出産に立ち会い、自分はどんな形であれ命の誕生は素晴らしいものだと思うのですが、誤った認識、技術不足、医療費の高い手術を医師が推奨、などの理由から「母体や胎児の健康がおびやかされている」というのは、とても残念です。


それは、「帝王切開は出産じゃない」「帝王切開は楽な出産だ」などと言う人についても同じことだと思います。

そういった外野の声は無視して、母体と赤ちゃんの健康を考えてベストな選択をできるようであればいいですね。

まとめ

自分は、このブログで妻と息子のことをネタにしていますが、長い妊娠期間と命がけの出産、産後の睡眠不足とつきっきりの子育て、、

本当に感謝しかなく、「妻には頭が上がりません。。」(ネタにしてますが)

出産は大変なことです。
そして、その出産の選択肢があるというのは幸せなことです。

帝王切開が技術的に選択できず母子の死亡率が高かったり、医療費が効率よく稼げるからと十分な説明がなく帝王切開を勧められたりする国がある中で、日本はとても安心して出産ができる国だと思います。

もちろん産んで終わりではないので、これからも妻をネタにしつつ協力して子育てをしていこうと思います。